タミヤの缶スプレーラッカー塗料、『TS-55 ダークブルー』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。
記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。
とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。
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TS-55 ダークブルー
タミヤスプレー
塗装対象と塗装手順について
塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。
続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。
ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。
下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。
最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。
塗装イメージ
左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。
元の塗料の隠蔽力が強いこともあり、どの下地でも色味の差はほぼ感じません。
例えば、夜に蛍光灯のついた部屋の中で見ると、グレー下地と黒下地は黒色。白下地ならわずかに青みを感じる黒、といった印象です。
画像はライトを当てた環境の元で撮影しているので、暗がりで見るよりも青さを感じることはできますが、それでも黒下地はほぼ黒色に映ります。グレー下地はほんの少し青みを帯びて、暗がりで見た時の白下地に近いイメージ。
明るい環境で見る白下地は、いわゆるネイビーブルーよりもさらに黒く暗い色の、ミッドナイトブルーと呼ばれる色に近い印象を受けました。