S109 キャラクターイエロー|Mr.カラースプレー色比較・見本

S109 キャラクターイエロー|クレオスMr.カラースプレー色比較・見本

クレオスの缶スプレーラッカー塗料、『S109 キャラクターイエロー』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。

塗料の色味について

記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。

とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。

S109 キャラクターイエロー

Mr.カラースプレー

クレオス

半光沢

塗装対象と塗装手順について

塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。

続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。

ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。

カラーチップの黒下地、グレー下地、白下地3種類

下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。

最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。

塗装イメージ

左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。

塗料の隠蔽力が低いので、グレー下地と黒下地では下地の色が透けて色ムラのある濁った発色になりました。塗り重ねれば色ムラは軽減されると思いますが、白下地と同じ発色は無理でしょう。

白下地では少しオレンジがかった黄色に発色。

類似色との比較

以下、スプレー缶塗料の他の塗料色との比較です。写真はいずれも白下地のものになります。

S58 黄橙色/TS-34 キャメルイエロー

同じクレオスのスプレー缶塗料の『S58 黄橙色』、タミヤの『TS-34 キャメルイエロー』との比較です。

パッと見、どれも同じ色ですが『S58 黄橙色』が最もオレンジ味が強いです。

『S109 キャラクターイエロー』と『TS-34 キャメルイエロー』は非常に色が似てますが、『TS-34 キャメルイエロー』の方がくすみがあるというか、黄土色に近い色合いです。