クレオスの缶スプレーラッカー塗料、『S8 シルバー(銀)』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。
記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。
とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。
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S8 シルバー(銀)
Mr.カラースプレー
塗装対象と塗装手順について
塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。
続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。
ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。
下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。
最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。
塗装イメージ
左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。
塗料の隠蔽力が強いので、どの下地でも色味の差はほぼ感じませんが黒下地だけ、わずかに暗く発色しているかなという印象です。
照明が当たらなかったり、暗い場所だと、特に写真越しでは上の画像のようなグレーに映ります。以下は、照明に近づけて撮影したものです。
光の当たり方による陰影や反射の加減、質感が分かりやすいよう、カラーチップを丸めています。
照明の元でも下地色による色味の差はほとんど感じません。
アルミメッキのようなピカピカした光沢や鏡面のようなシルバーではなく、粒子のざらつき感を少し感じる鈍く反射する仕上がりの塗料です。