『MG 1/100 ガンダムエクシア』の全塗装制作記。
前回、本キットで使用する塗料を選びました。
第3回目の今回は、各パーツの塗装からスミ入れ、仕上げのコート材を吹いてからの組み上げまで行います。
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本塗装(ABSパーツのみ)
まずは、ABS樹脂が使われている本体フレーム部分のパーツを塗装します。使うのはタミヤのスプレー缶塗料『TS-4 ジャーマングレイ』です。
フレーム部分は、キットを組み上げた際に「ゲート跡が目立つ部分もそんなにないだろう」という考えから、今回はランナー塗装でササッと塗装を終わらせます。
また、普段はパーツの破損リスクを下げる目的でABSパーツには下地としてプライマー塗料を吹きますが、今回はプライマーなしでプラパーツに直接塗装を行います。
パーツに圧力のかかってないランナー状態で塗装するので「塗料が浸透して破損につながるようなパーツのヒビはないのでは?」「プライマーなしでもパーツが割れないか?」という実験を兼ねての判断です。
下の画像がランナー塗装前後の比較です。
グレー1
本塗装(ABSパーツ以外)
続いてABS以外のパーツを塗装します。以下、各パーツごとに使った塗料と、塗装前後の比較です。
ホワイト
クレオスのスプレー缶塗料『S107 キャラクターホワイト』で塗装。塗装の下地にはクレオスの『S8 シルバー(銀)』を使っています。
シルバー下地の影響からか、グレーがかった色味となりました。一回塗っただけだとグレー味が強かったので、2回塗り重ねています。
パーツの端など尖った部分には上手く塗料が乗らず、下地のシルバーが残っていてグレーの色味が強いですが、これはこれでパーツの立体感が強調されていい感じです。
とはいえ、やはりホワイト系の塗料は隠蔽力が弱いのだと感じる結果でした。
ブルー
ガイアノーツの瓶入り塗料『VO-34 ブライトロイヤルブルー』をイージーペインターで塗装。塗装の下地にしたホワイトサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』です。
レッド
ガイアノーツの瓶入り塗料『AT-19 カーマイン』をイージーペインターで塗装。塗装の下地にしたホワイトサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』です。
イエロー
クレオスの瓶入り塗料『GX4 キアライエロー』をイージーペインターで塗装。塗装の下地にしたホワイトサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』です。
グレー2
クレオスのスプレー缶塗料『S13 ニュートラルグレー』で塗装。塗装の下地にしたホワイトサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』です。
シルバー
タミヤのスプレー缶塗料『TS-83 メタルシルバー』で塗装。塗装の下地にはタミヤの『TS-14 ブラック』を使うことで仕上がりのシルバーの光沢感や深みに違いが出ます。
ターコイズブルー(クリアカラー)
目の部分は、クレオスの瓶入り塗料『C57 青竹色』で塗装。ここだけ筆塗りをしています。
使った筆はイージーペインターに付属しているものを使用。塗料を入れるボトルのフタに筆がついており、ちょい塗りするのに便利です。
また、目の周りの黒いところは同じくガンダムマーカーの『GM48 ガンダムブラック』で塗りつぶしています。額のマークのところはキットに付属のシールをそのまま貼りました。
その他の色分けなど
頬の黄色パーツを接着剤で固定
エクシア頭部の頬部分にある黄色いパーツは取れやすく、ちょっとの衝撃でズレたりしたので裏側に液体接着剤を1適ほど垂らして固めました。
スミ入れ
全てのパーツを塗装し、1時間ほど乾燥させたらスミ入れをします。スミ入れに使ったのはタミヤの『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(グレイ)』の2つです。
スミの色が濃いと悪目立ちする白と黄色のパーツにはグレイを。その他のパーツにはブラックを使いました。
組み立て
スミ入れが終わったら、各パーツを取り扱い説明書に沿って組み立てます。この後、仕上げのコート剤を吹くので「頭/胴体/腰/右腕/右脚/左腕/左脚」などの部位ごとの組み立てにとどめます。
コート剤
最後の仕上げとしてコート剤を吹きます。使ったのはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』です。
目のセンサーなど、つや消しさせたくないパーツにはマスキングテープを貼って保護しておきます。
組み上げ
コート剤を吹いて1時間ほど乾燥させたら、いよいよ組み上げます。
まとめ
塗装から組み上げまで完了しました。次回は、完成キットを写真付きで紹介します。