クレオスの缶スプレーラッカー塗料、『S90 シャインシルバー』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。
記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。
とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。
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S90 シャインシルバー
Mr.カラースプレー
塗装対象と塗装手順について
塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。
続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。
ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。
下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。
最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。
塗装イメージ
左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。
塗料の隠蔽力が低いので、下地の影響を受けて色味にかなりの差が出ました。
以下は、照明に近づけて撮影したものです。
光の当たり方による陰影や反射の加減、質感が分かりやすいよう、カラーチップを丸めています。
粒子のざらつき感が強くジャリジャリとした質感で、やはり下地の色が透けて発色の違いがよく分かります。
一般的に銀色の塗料は隠蔽力が高く、下地の影響を受けにくいんですが、この塗料はシルバーのクリアカラーのような感じなので、下地の色味を残しつつシルバーのコーティングでギラッとした仕上がりにする場合などに使えそうです。