全塗装リアライズモデル 1/100 ジェノザウラー制作 PHASE-3(塗装/仕上げ編)

『リアライズモデル 1/100 ジェノザウラー』の全塗装制作記。

前回、本キットで使用する塗料を選びました。第3回目の今回は、各パーツの塗装からスミ入れ、仕上げのコート材を吹いてからの組み上げまで行います。

本塗装

前回決めた塗料を用いて各パーツを塗装します。以下、各パーツごとに使った塗料と塗装前後の比較です。

ブラック

ガイアノーツの瓶入り塗料『NC-015 ダークブルーイッシュパープル』をイージーペインターで塗装。

塗装の下地には白色ではなく、黒色のブラックサーフェイサーを吹くことで、塗料の発色を暗めに仕上げています。

上の写真左のように、本キットではジェノザウラーのメインカラーに当たるパーツがブラックとグレーの2色の成形色パーツで表現されています。

こうすることで見た目の情報量が増え、メリハリのつく仕上がりになるわけです。ガンプラで言うとこのRG(リアルグレード)やMG(マスターグレード)のVer.Kaがそれに当たりますね。

ただ、今回はアニメ作品に登場したジェノザウラーの色を塗り分けのベースにしたかったので、全て同じ色で塗装しました。

パープル

ガイアノーツの瓶入り塗料『VO-25 マイザーパープル』をイージーペインターで塗装。

グレー

タミヤのスプレー缶塗料『TS-42 ライトガンメタル』で塗装。

本キットでは、武器周りのパーツも以下の写真左のように2色のグレーの成形色パーツで表現されています。

こちらもアニメで見るジェノザウラーの色を塗り分けのベースにしたかったので、全て同じ色で塗装しています。

レッド

クレオスのスプレー缶塗料『S81 赤2号(あずき色)』で塗装。

ライトグレー

クレオスのスプレー缶塗料『S35 明灰白色(三菱系)』で塗装。

その他の色分けなど

一部のパーツは色分けが簡略されているので、アニメの色分けを参考に塗装しました。

腹部のパーツを筆塗りで塗り分け

腹部パーツは元々パープルの成形色ですが、アニメの配色にならって『NC-015 ダークブルーイッシュパープル』で塗り分け。

コックピットハッチを筆塗りで塗り分け

以下はコックピットのハッチと座席のパーツ。

こちらもアニメではハッチの部分が黒色になっているので、『NC-015 ダークブルーイッシュパープル』を使って塗装。

動力パイプを筆塗りで塗り分け

上は完成後の写真ですが、動力パイプ部分はメリハリをつけようと思い色分け。

使ったのはクレオスの水性瓶入り塗料『HUG07 ファントムグレー』です。

頭部のスリット

上も完成後の写真ですが、両頬にあるスリット上のパーツは元々赤色の成形色パーツです。

ここは他のジェノザウラーのキットやイラストによっては確かに赤色なんですが、アニメだと黒色。なので、ここもアニメに沿って黒色に塗り替え。

使ったのはボディカラーと同じく『NC-015 ダークブルーイッシュパープル』です。

スミ入れ

全てのパーツを塗装し、1時間ほど乾燥させたらスミ入れをします。スミ入れに使ったのはタミヤの『スミ入れ塗料(ブラック)』です。

組み立て

スミ入れが終わったら、各パーツを取り扱い説明書に沿って組み立てます。この後、仕上げのコート剤を吹くので完成はさせずに、部分的な組み立てにとどめます。

コート剤

最後の仕上げとしてコート剤を吹きつけ。使ったのはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』です。

ただし、前足の「ハイパーキラークロー」や背中の「ロングレンジパルスレーザーライフル」などガンメタル色に塗った武装系のパーツはメタリックの光沢を残したいので、コート剤は吹かずそのままにします。

組み上げ

コート剤を吹いて1時間ほど乾燥させたら、いよいよ組み上げます。

まとめ

塗装から組み上げまで完了しました。次回は、完成キットを写真付きで紹介します。

T-SPARK