全塗装リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー制作レビュー PHASE-4(塗料検討編)

『リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー』の全塗装制作記。

最後となる第4回目の今回は、完成したキットのカット集とカラーレシピなどについてまとめます。

完成写真

前回の記事で全ての制作工程が終わり、無事完成しました。

キットのサイズとしては、頭から胴体までが約17センチ、尻尾までを入れた全長で25センチほどです。

武装や装甲を取り付けない素体の状態だと細身のシルエットなんですが、タテガミや肩アーマーを取り付けていくとゴツく、マッシブな見た目に変わります。

以下は、同じリアライズモデルシリーズの『RMZ-001 ブレードライガー』との比較。

全長のサイズ感は同じくらいですが、横幅で見るとやはりトリニティライガーの方が一回り以上太く、丸っこいシルエットをしています。

各武装を見ていくと、以下は脚部「アーマークロー」の収納時。

「アーマークロー」展開時が以下。

以下、両脇の「ウィングブースター」展開時。ライオン型ゾイドは両脇に何かしらの武装が配置されることが多いですね。

ここからはトリニティライガーの特徴である、回転するタテガミに隠された武装の展開。以下は「タービン」展開時。

以下は「ビームガン」展開時。

以下は「マルチレーダー」展開時。

背面の武装ユニットを回転させると、ガトリング砲が展開。(この武装の正式名称は不明です)

見ての通り、ゾイドとしてはギミックの多い機体になってます。

以下、ポージングをいくつか。撮影に使っている台座は同シリーズの『RMZ-004 ヘルキャット』に付属のものです。

『リアライズモデル 1/100 トリニティライガー』カラーレシピ

それでは、本キットのカラーレシピです。

❶:NC-003 フレイムレッド

ガイアノーツの塗料『NC-003 フレイムレッド』をイージーペインターで塗装。塗装の下地にはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』を使っています。

❷:S1 ホワイト(白)

クレオスのスプレー缶塗料『S1 ホワイト(白)』で成形色に直接塗装。

❸:TS-30 シルバーリーフ

タミヤのスプレー缶塗料『TS-30 シルバーリーフ』を成形色に直接塗装。

❹:TS-48 ガンシップグレイ

タミヤのスプレー缶塗料『TS-48 ガンシップグレイ』を成形色に直接塗装。

❺:ZC04 ゾイドグレー1

クレオスの塗料『ZC04 ゾイドグレー1』をイージーペインターで成形色に直接塗装。

❻:S13 ニュートラルグレー

クレオスのスプレー缶塗料『S13 ニュートラルグレー』で成形色に直接塗装。

❼:H8 シルバー(銀)

クレオスの水性塗料『H8 シルバー(銀)』を筆塗りで塗装。

❽:HUG07 ファントムグレー

クレオスの水性塗料『HUG07 ファントムグレー』を筆塗りで塗装。

その他

使用したサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』になります。

スミ入れ

スミ入れにはタミヤのエナメル系塗料『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(グレイ)』を使い分けました。

タミヤ エナメル スミ入れ塗料

コート剤

メインのコート剤はクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』を吹いて、つや消し仕上げにしています。

『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』

一部、脚部のクローなど、シルバーに塗装した武装パーツはクレオスの『Mr.スーパークリアー 光沢』を吹いて、光沢仕上げにしました。

まとめ

以上、全4回に渡って掲載した『リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー』制作記でした。

トリニティライガーは2001年発売のゲームボーイアドバンス専用ソフト『ZOIDS SAGA』が初出の主人公機。その立ち位置もあり、ゲームでの登場はあってもアニメ作品での映像化はされず、ある意味「知る人ぞ知る」機体かもしれません。

これまで立体化にも恵まれなかったので、ついに今回リアライズモデルとして登場するとあって商品展開発表後、当時から話題になっていたキットです。

僕自身も『ZOIDS SAGA』シリーズを当時プレイしてたので思い入れもあり、この機体の登場には懐かしさと嬉しさが込み上げてきました。

「意外と顔は小さいな」とか「背中はこんな形状だったんだ」など、ゲーム画面上では分からなかった造形がこの目で確認でき、新しい発見があるのも立体化の嬉しいところです。

今回のトリニティライガーのように「一部で人気はあるけど、マイナーな機体」が今後もこのリアライズモデルから発表されていくことを期待しています。

T-SPARK