クレオスの缶スプレーラッカー塗料、『S3 レッド(赤)』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。
記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。
とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。
S3 レッド(赤)
Mr.カラースプレー
塗装対象と塗装手順について
塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。
続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。
ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。
下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。
最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。
塗装イメージ
左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。
白下地では鮮やかな赤色に発色。明るく柔らかいというよりは、濃ゆく重たさのある赤色です。
グレー下地と黒下地では、下地色の影響を受けて濁った色に発色しました。
類似色との比較
以下、スプレー缶塗料の他の塗料色との比較です。写真はいずれも白下地のものになります。
S79 シャインレッド/SG04 MSレッド
同じクレオスのスプレー缶塗料の『S79 シャインレッド』『SG04 MSレッド』との比較です。
オレンジに色が振られているシャインレッドと比べると、やはりレッド(赤)の方が、赤みが強く濃いのがわかります。
写真ではわかりにくいですが、MSレッドはもっとくすみがあり彩度が低い色をしています。
SG04 MSレッド/S108 キャラクターレッド
『SG04 MSレッド』と『S108 キャラクターレッド』との比較。
こちらの写真の方が、レッド(赤)とMSレッドの差異が見やすいかと思います。
キャラクターレッドもMSレッドと同じく、くすみのある色ですが、オレンジ寄りのくすんだ赤になります。
使用イメージ
『S3 レッド(赤)』は過去制作の『MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM』で使用しました。