タミヤの缶スプレーラッカー塗料、『TS-44 ブリリアントブルー』の塗装イメージ比較確認用カラーチップを作成しました。塗料選定の色見本などにどうぞ。
記事内に掲載のカラーチップ画像は、肉眼で見た時の色味にできるだけ近づくよう撮影、必要に応じて加工調整しています。
とはいえ、色によっては実際の色味とは多少異なる可能性もあるため、あくまで参考程度に見ていただければ幸いです。
TS-44 ブリリアントブルー
タミヤスプレー
塗装対象と塗装手順について
塗装はHIQPARTSより発売の『ハイキューカラーチップ(ソリッドカラー用)』を使って行いました。プラスチックスプーンなどと違って数が増えてもかさばらず、管理しやすいことや手頃なサイズ感と価格で重宝しています。
続いて塗装手順ですが、事前準備としてカラーチップに対し、下地にサーフェイサーを吹いています。下地色による発色の違いが分かるよう、黒下地、グレー下地、白下地の3種類を用意。
ちなみにカラーチップの下半分は任意のメモなどを書き込めるスペースになっているので、マスキングテープで保護の上、塗料を吹きつけました。
下地に使用した各サーフェイサーは、塗った時の質感ができるだけ統一になるように、いずれもクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500』のスプレータイプを使用。
最後に缶スプレーはしっかり攪拌し、カラーチップ全体がムラなく塗装されるまで吹き付け。また、トップコート処理はつや消し、半光沢、光沢いずれも行なっていません。
塗装イメージ
左から黒下地、グレー下地、白下地の順での塗装イメージになります。
ブリリアントと言うだけあってか、どの下地でも鮮やかな青色に発色しました。黒下地だけ、白下地とグレー下地に比べてわずかに暗めな印象です。
似ている塗料色との比較
クレオス、タミヤから発売されているスプレー缶塗料の中から、TS-44ブリリアントブルーと色味の似ている塗料を選んでみました。
縦列が左から順に、黒下地、グレー下地、白下地での色味の比較。
横列が上から順に、TS-44ブリリアントブルー、S65インディーブルー、TS-93ピュアブルーの塗料色の比較です。
白下地ベースで見ると、ブリリアントブルーについで、わずかにインディブルーが暗く発色。ピュアブルーはさらにもう一段暗く、深い青色に発色しました。
塗料の隠蔽力の差だと思いますが、黒下地になると、ピュアブルーよりもインディブルーの方が、暗い色合いに発色しています。