『1/6スケール クロスメサイア』の全塗装制作記。
第1回目の今回は、開封後の仮組みと塗装準備までの流れを紹介します。
僕の制作工程はキットを問わず基本的には同じなので、全体の流れを見たい人は以下も併せてどうぞ。
使用キット
制作するのは、2022年1月にコトブキヤより発売の『1/6スケール クロスメサイア』です。
1/6スケール クロスメサイア

ランナーの数はクリアパーツやポリキャップを含め、大小合わせて合計20個。シールやデカール類はありません。
ランナーAは頭部や胴体など機体色のメインとなる白いパーツ。

ランナーBも同じく白の成形色です。

ランナーCはグレーのパーツ。

ランナーDも同じくグレーのパーツ。

ランナーEは同じものが2つ。こちらはネイビーブルーの成形色です。

ランナーFもネイビーブルー。先の尖ったパーツは刺さりそうなほど鋭い造形になっています。

ランナーGは白いパーツで、同じランナーが2つ。こちらはABSパーツになります。

ランナーHも同じものが2つでブルーの成形色。こちらもABSパーツ。

ランナーIも同じくブルーでABSパーツ。

ランナーJはクリアパーツでABS製。これは台座に使うものですね。

ランナーLはグリーンのABSパーツで同じものが2個。関節周りに使うパーツです。

ランナーM。こちらもグリーンのABSパーツ。

ランナーY。ランナーにロクショウと書かれているので、同シリーズのロクショウのものと共通ランナーのようです。

こちらはポリキャップ。同じランナーで2つあります。色はグリーン。

ランナーの最後は塗装済みのクリアパーツ。機体胸部の発光部分のパーツです。

ランナー以外では頭部のバイザーパーツが以下1種類。

その他、ディスプレイ時に使えるセリフカードが付属します。ブリキ人形型メダロットのブリキオーも描かれてます。

パーツカット
それでは、袋から取り出したランナーからパーツをニッパーでカットします。

使用したのは、ランナーカット用がグッドスマイルカンパニーの『MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパー』、ゲート跡カット用がタミヤの『クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー』です。
カットしたパーツは上の写真のように成形色ごとに分けて、ポリ袋などで管理すると楽です。
下地塗装
今回は下地にサーフェイサーは吹かずに成形色に直接塗装するので、下地塗装はスキップ。
元のパーツの色からガラッと色を変えるわけではないので、影響ないだろうという判断です。
プライマー塗装
一部のパーツはABSなのでプライマーを塗装しておきます。使ったのは染めQテクノロジィの『ミッチャクロン マルチ スプレー』です。

プライマーを塗装するとパーツの表面が保護されるので、ABSパーツの欠点である塗料の浸透によるパーツ割れのリスクを下げることができます。

上の写真はプライマーを塗装したもの。無色透明なので色の変化はないですが、表面にテカリが出るのと触った時にペタっとします。
まとめ
以上で、塗装前の準備が整いました。次回は塗装に使う塗料を選んでいきます。