全塗装MG 1/100 ガンダムエクシア 制作 PHASE-4(完成編)

『MG 1/100 ガンダムエクシア』の全塗装制作記。

最後となる第4回目の今回は、完成したキットのカット集とカラーレシピなどについてまとめます。

完成写真

前回の記事で全ての制作工程が終わり、無事完成しました。

続いてGNソードとGNシールドを装備。これだけで印象が変わります。

さらにGNロングブレイド、GNショートブレイドを装備し『セブンソード』に。

背中がトゲトゲになりますね。

胸のハッチ開閉。

機体各部のGNコンデンサーはクリアパーツで再現。その奥には付属のシールが透けて映ります。

以下、ポージングをいくつか。台座に使っているのはバンダイの『アクションベース1 ブラック』です。

『MG 1/100 ガンダムエクシア』カラーレシピ

本キットのカラーレシピです。

ホワイト:S107 キャラクターホワイト

サーフェイサーの代わりにクレオスのスプレー缶塗料『S8 シルバー(銀)』を下地に『S107 キャラクターホワイト』。

ブルー:VO-34 ブライトロイヤルブルー

ホワイトサーフェイサーを下地に『VO-34 ブライトロイヤルブルー』。

レッド:AT-19 カーマイン

ホワイトサーフェイサーを下地に『AT-19 カーマイン』。

イエロー:GX4 キアライエロー

ホワイトサーフェイサーを下地に『GX4 キアライエロー』。

グレー1:TS-4 ジャーマングレイ

ABSパーツの上から直接『TS-4 ジャーマングレイ』。

グレー2:S13 ニュートラルグレー

ホワイトサーフェイサーを下地に『S13 ニュートラルグレー』。

シルバー:TS-83 メタルシルバー

タミヤのスプレー缶塗料『TS-14 ブラック』を下地に『TS-83 メタルシルバー』。

ターコイズブルー(クリアカラー):C57 青竹色

クリアの成形色に直接『C57 青竹色』。

その他

使用したサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』になります。

スミ入れ

スミ入れにはタミヤのエナメル系塗料『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(グレイ)』を使い分けました。

タミヤ エナメル スミ入れ塗料

関節周りのABSパーツは、エナメル塗料の浸透によるパーツ割れが怖いのでスミ入れをしていません。

コート材

仕上げのコート材にはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』を全体に吹いて、つや消しとしました。

『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』

ただし、 レンズ状のパーツなどクリアパーツについてはつや消しがかからないよう、マスキングをしてクリアをそのまま活かしています。

まとめ

以上、全4回に渡って掲載した『MG 1/100 ガンダムエクシア』制作記でした。

当時、アニメの発表と併せて公開されたエクシアのデザインについて「胸にビー玉ついてる」とか「とんがりコーン」とか「肩にヒモって、、?」と言われていたのを思い出します。

前作の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』含めSEED系の機体を見続けていた自分にとっても、エクシア含め00シリーズのガンダム機体のデザインは当時は衝撃というか新鮮さを感じました。

今でこそ数あるガンダムの中でも大人気機体の一つですし、以降の作品やキットにおいても多くのバリエーション機が(驚くほど)出てますね。

キット化を前提に可動域を考慮したスタイリッシュなフォルム、淡い色使いの配色、ビー玉こと『GNコンデンサー』やとんがりコーンこと『GNドライヴ』、ビームサーベルのマウント位置やGNソードの大型実体剣などそれまでの主人公機はもとよりガンダムにない造形で、改めて攻めたデザインをしているなと思います。

今回、ABSパーツはプライマーを吹かずに成形色に直接塗装しましたが、今のところABSパーツの割れや破損はありません。

ガシガシと動かしやすく、エクシアは背中に「背負いもの」もないので自立もしやすいですね。

本記事が、全塗装制作の流れや塗料選びの参考になれば幸いです。