全塗装MG 1/100 ターンエーガンダム 制作 PHASE-4(完成編)

『MG 1/100 ターンエーガンダム』の全塗装制作記。

最後となる第4回目の今回は、完成したキットのカット集とカラーレシピなどについてまとめます。

完成写真

前回の記事で全ての制作工程が終わり、無事完成しました。

今さら僕が言うまでもなく、特徴的で独創的なフォルム、デザイン。これまではもちろん、これからも唯一無二でしょう。

ビームライフル、ビームサーベル、シールドを装備。

ビームライフルとシールドを背面に。

一般的なスラスターの形状とは、まるで異なる脚部の「スラスター・ベーン」。

以下、ポージングをいくつか。台座に使っているのはバンダイの『アクションベース1 ブラック』です。

『MG 1/100 ターンエーガンダム』カラーレシピ

本キットのカラーレシピです。

ホワイト

サーフェイサーなしで成形色に直接『S69 グランプリホワイト』。

ブルー

ホワイトサーフェイサーを下地に『SG02 MSブルー』。

レッド

ホワイトサーフェイサーを下地に『SG04 MSレッド』。

イエロー

ホワイトサーフェイサーを下地に『SG03 MSイエロー』。

グレー1

プライマー塗装を施したABSパーツの上から『AS-4 グレイバイオレット(ドイツ空軍)』。

グリーン

『S69 グランプリホワイト』塗装後の白いパーツに『GM51 ガンダムメタグリーン』。

オレンジ(クリアカラー)

クリアの成形色に『GM175 メタリックオレンジ』。

ダークグレー

サーフェイサーなしで成形色に直接『SG05 MSグレー連邦系』。

グレー2

下地としてクレオスの『BN01 ベースホワイト』の塗装後に『S13 ニュートラルグレー』。

使用したサーフェイサーはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』、プライマー塗料は『ミッチャクロン マルチ スプレー』になります。

スミ入れ

スミ入れにはタミヤのエナメル系塗料『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(グレイ)』を使い分け。白いパーツはグレイ、それ以外はブラックを使用しました。

タミヤ エナメル スミ入れ塗料

関節周りのABSパーツは、エナメル塗料の浸透によるパーツ割れが怖いのでスミ入れをしていません。

コート材

仕上げのコート材にはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』を全体に吹いて、つや消しとしました。

『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』

まとめ

以上、全4回に渡って掲載した『MG 1/100 ターンエーガンダム』制作記でした。

他のガンダム作品にない独特なデザインが、劇中のイメージのまま1/100スケールに落とし込まれていて、それぞれのパーツ構成や、組み方も特徴的なので作っていて楽しいキットです。

ポージングを取らせるため、ある程度キットをガシガシと動かしましたが、今のところ塗装したABSパーツの割れや破損はありません。

また、機体表面の白いパーツは今回サーフェイサーを吹かず、成形色に直接塗装しました。下地にサーフェイサーを吹いておくと、完成後のキットを見た時にプラスチックパーツの透け感がなくなり、おもちゃっぽさが消える効果があります。

とはいえ「サーフェイサーなしで、どこまで差を感じるか?」の程度を知りたかったので、今回は逆にサーフェイサーを吹きませんでした。

結論「サーフェイサーなしでも気にならなくない?」というのが僕の意見です。

塗装に加え、つや消しのコート剤を吹いているおかげで、おもちゃっぽい質感はないですし、照明を当てた時に「パーツが光に透けるか?(透けが気になるか?)」というと、それも感じませんでした。

もちろん、複数のキットを検証したわけではないですし、当キットはMG(マスターグレード)なのもあり、どの部位もフレームを含めて複数のパーツが組み合わさる構成が多く、その分プラスチックの重なりに厚みが出るので、光が透けやすいところがない(少ない)のかもしれません。

いずれにせよ、下地にサーフェイサーを吹く作業は個人的に手間に感じる部分ではあるし、制作時間も塗料代も増すので、吹かなくて済むなら、それに越したことはありません。

この辺りは検証も兼ねて、今後制作するキットでもサーフェイサーを使わずに様子を見ようかと思います。