『リアライズモデル 1/100 コマンドウルフ』の全塗装制作記。
前回、本キットで使用する塗料を選びました。第3回目の今回は、各パーツの塗装からスミ入れ、仕上げのコート材を吹いてからの組み上げまで行います。

本塗装
前回決めた塗料を用いて各パーツを塗装します。以下、各パーツごとに使った塗料と塗装前後の比較です。
ホワイト
ガイアの瓶入り塗料『VO-01 ウォームホワイト』で塗装。下地は塗らず、成形色に直接塗装しています。

グレー
タミヤのスプレー缶塗料『TS-4 ジャーマングレイ』で塗装。下地は塗らず、成形色に直接塗装しています。

ダークグレー
クレオスのスプレー缶塗料『S40 ジャーマングレー』で塗装。下地はナシで成形色に直接塗装しています。

ブラック
クレオスのスプレー缶塗料『S2 ブラック(黒)』で塗装。下地はナシで成形色に直接塗装しています。

その他の色分けなど
一部のパーツは色分けが簡略されているので、アニメの色分けを参考に塗装しました。
首元の装甲の一部を筆塗り

劇中で見ると写真のような配色となっているので、キャップの塗装色と同じ色の『H2 ブラック(黒)』を筆塗りで塗装しました。
水性塗料の『H2 ブラック(黒)』をあえて選んだのは、塗装した後からでも食器用洗剤を使えば、はみ出た塗装部分を簡単に消せるからです。
僕はマスキングでの部分塗装や筆塗りに自信がなく、塗料のはみ出しが怖いので、部分塗装の時はなるべく水性塗料を使っています。
脚部のシリンダーを筆塗り

前脚、後脚にあるシリンダー部分はクレオスの水性塗料『H8 シルバー(銀)』で筆塗り塗装。はみ出た部分は後から食器用洗剤で拭きとり。
口部「エレクトロンバイトファング」を筆塗り

牙の部分は劇中を見るに、ライトグレーの色味をしているのでクレオスの水性塗料『H61 明灰白色(1)』で筆塗り塗装。こちらもはみ出たら食器用洗剤でちょい消しします。
スミ入れ
全てのパーツを塗装し、1時間ほど乾燥させたらスミ入れをします。スミ入れに使ったのはタミヤの『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(ダークグレイ)』の2つです。

白いパーツはダークグレイを使ってスミの色が悪目立ちしないように。そのほかのパーツはブラックを使用しました。
組み立て
スミ入れが終わったら、各パーツを取扱説明書に沿って組み立てます。

パーツ分割は良くも悪くも細かくないので1時間もかからずサクサク作れます。
この後、仕上げのコート剤を吹くので上の写真のように部位ごとの組み立てにとどめておきます。
コート剤
最後の仕上げとしてコート剤を塗装。使ったのはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』です。

クリアオレンジパーツのキャノピーは、裏側だけつや消しを吹くことで曇りガラスのような質感にし、コクピット内部がクリアに透けすぎないようにしました。

組み上げ

コート剤を吹いて1時間ほど乾燥させたら、いよいよ組み上げます。
まとめ
塗装から組み上げまで完了しました。次回は、完成キットを写真付きで紹介します。

