『リアライズモデル 1/100 コマンドウルフ』の全塗装制作記。
最後となる第4回目の今回は、完成したキットのカット集とカラーレシピなどについてまとめます。

完成写真
前回の記事で全ての制作工程が終わり、無事完成しました。





キットのサイズとしては、頭から胴体までが約11センチ、尻尾までを入れた全長で16センチほどです。
同シリーズの『リアライズモデル 1/100 ブレードライガー』と並べるとこんな感じ。

大型ゾイドに分類されるブレードライガーと比べると、かなり体格差を感じます。


続いて1/144スケールのガンダム・エアリアルと並べるとこんな感じ。エアリアルの全高は14センチほどです。

寝かせて並べるとよく分かりますが、同じくらいのサイズ感になります。

以下、ポージングをいくつか。



以下、台座に使っているのは同じシリーズの『RMZ-004 ヘルキャット』に付属するアクションベースです。台座と接続するコマンドウルフの接続穴のサイズは3ミリとなっていて、その他のゾイド リアライズモデルキットと同様です。


『リアライズモデル 1/100 コマンドウルフ』カラーレシピ
それでは、本キットのカラーレシピです。

❶:S40 ジャーマングレー
武装周りは、クレオスのスプレー缶塗料『S40 ジャーマングレー』で成形色に直接塗装。
❷:VO-01 ウォームホワイト
機体のメインカラーの白は、ガイアの瓶入り塗料『VO-01 ウォームホワイト』をイージーペインターで成形色に直接塗装。
❸:S2 ブラック(黒)
キャップパーツは、クレオスのスプレー缶塗料『S2 ブラック(黒)』で成形色に直接塗装。
❹:TS-4 ジャーマングレイ
本体フレームは、タミヤのスプレー缶塗料『TS-4 ジャーマングレイ』で成形色に直接塗装。

❺:H2 ブラック(黒)
クレオスの水性塗料『H2 ブラック(黒)』を筆塗りで成形色に直接塗装。
❻:H61 明灰白色(1)
牙の「エレクトロンバイトファング」は『VO-01 ウォームホワイト』で塗装されたパーツの上から、クレオスの水性塗料『H61 明灰白色(1)』を筆塗りで塗装。

❼:H8 シルバー(銀)
脚部のシリンダーは『S40 ジャーマングレー』で塗装されたパーツの上から、クレオスの水性塗料『H8 シルバー(銀)』を筆塗りで塗装。
スミ入れ
スミ入れにはタミヤのエナメル系塗料『スミ入れ塗料(ブラック)』『スミ入れ塗料(ダークグレイ)』を使い分けました。

コート剤
コート剤にはクレオスの『Mr.スーパースムースクリアー(溶剤系スプレー) つや消し』を全体に吹いて、つや消し仕上げにしています。

まとめ

以上、全4回に渡って掲載した『リアライズモデル 1/100 コマンドウルフ』制作記でした。
ブレードライガーに続く共和国ゾイドとして発売された本キット。言わずもがな、安定した人気を誇る機体であり、ゾイドシリーズを代表する一機と言っていいでしょう。
サクッと作りやすい一方で、大まかなパーツ構成やパーツ裏の肉抜きもあるため、人によっては「惜しい」作りかもしれません。
それでも、この価格帯で必要十分な色分けと可動域を誇るので、個人的には満足のいくキットでした。
すでに2025年6月時点で、アーバイン仕様のコマンドウルフの商品化と予約開始も発表されており、今後も様々なバリエーションが展開される気がします。
