『リアライズモデル 1/100 ジェノザウラー』の全塗装制作記。
第1回目の今回は、開封後の仮組みと塗装準備までの流れを紹介します。
僕の制作工程は基本的にキットを問わず同じなので、全体の流れを見たい人は以下も併せてどうぞ。
使用キット
制作するのは、2025年2月にタカラトミーより発売の『リアライズモデル 1/100 ジェノザウラー』です。
リアライズモデル 1/100 ジェノザウラー

タカラトミーの新ホビーレーベル「T-SPARK」からの新ブランド「リアライズモデル」のゾイドシリーズ第一弾として、ブレードライガーと同時発売されました。
ランナーの数は、エフェクトパーツなどのクリアパーツやポリキャップを含め、大小合わせて合計23個と、そこそこの量です。
プラスチックの素材については、公式サイトやキットの取扱説明書に記載がないのですが、パーツを見る感じABS樹脂は使われてなさそうです。
またシールやデカールの付属はありません。
ランナー紹介
ランナーAは機体メインカラーの黒いパーツ。

ランナーBも黒い成形色のパーツ。顔パーツの目とその周りの特徴的な縁取りは、ランナーの時点で塗装済みとなっていました。
塗り分けも非常に綺麗なので、今回はこの塗装をそのまま活かします。

ランナーCも黒の成形色で尻尾周りのパーツ。

ランナーDも黒のパーツで、2枚付属。

ランナーEはグレーの成形色。

ランナーFも同じくグレーの成形色。

ランナーGは鮮やかな紫色のパーツ。

ランナーHも同じく紫色のパーツ。

ランナーIも同様。

ランナーJは、少し暗めの赤い成形色。

ランナーKはライトグレーの成形色で、主に武装周りのパーツ群。

ランナーLもライトグレー。

ランナーMはクリア成形で、荷電粒子砲のチャージ状態をイメージしたエフェクトパーツです。

ランナーNもクリアパーツ。こちらは背中のロングレンジパルスレーザーライフルのエフェクトパーツです。

ランナーOはパイロットフィギュア。レイヴンが付属します。

ランナーQもパイロットフィギュアで、こちらは一般兵。

ランナーRはクリアパーツで、目を覆う部分のパーツです。

ランナーZはゾイドを象徴するキャップのパーツ。ゴムキャップではなく、ポリパーツです。

こちらは可動域周りに使用するポリキャップパーツ。

こちらもポリキャップで同一ランナーが2個付属します。

取扱説明書


説明書の表面と裏面。表面には箱絵と機体データ、裏面には塗装例とカラーガイドが掲載されています。
なお、一部組み立て説明に誤りがあるようで、説明書の中に以下の紙が挟んでありました。おそらく初期生産分にはこちらの紙が入っていると思われます。

それでは制作にかかります。
パーツカット
まずは、袋から取り出したランナーからパーツをニッパーでカットします。
使用したのは、ランナーカット用がグッドスマイルカンパニーの『MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパー』、ゲート跡カット用がタミヤの『クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー』です。
カットしたパーツは以下の写真のようにポリ袋に入れて管理します。そこまでパーツ数も多くないので、今回は成形色の色別で袋を分けました。

こうすることで複数のパーツをまとめて塗装できるので、多少の効率アップになります。
下地塗装
続いて、各パーツに対して下地用塗料を吹いていきます。
今回下地用にはクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック』を使用。
基本はホワイトサーフェイサーを使い、以下のようなジェノザウラー本体に使われている黒とグレーのパーツには、塗装の都合上ブラックサーフェイサーを使います。

まとめ
以上で、塗装前の準備が整いました。次回は塗装に使う塗料を選んでいきます。