全塗装リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー制作レビュー PHASE-1(塗装準備編)

『リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー』の全塗装制作記。第1回目の今回は、開封後のキット紹介と塗装準備までの流れを紹介します。

僕の制作工程は基本的にキットを問わず同じなので、全体の流れを見たい人は以下も併せてどうぞ。

使用キット

制作するのは、2025年8月にタカラトミーより発売のリアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガーです。

リアライズモデル 1/100 RMZ-007 トリニティライガー

2024年より始動したタカラトミーのホビーレーベル「T-SPARK」のブランド「リアライズモデル」。そのゾイドシリーズ7体目として発売されました。

これまで続いてきた『ゾイド -ZOIDS-』アニメ作品に沿ったラインナップから一転、トリニティライガーは2000年に発売されたゲーム『ゾイドサーガ』の主人公機であり、ゲームオリジナル機体になります。

ランナーの数はポリキャップを含め、大小合わせて合計14個。

プラスチックの素材については、公式サイトやキットの取扱説明書に記載がないのですが、パーツを見る感じABS樹脂は使われてなさそうです。

またシールやデカールの付属はありません。

ランナー紹介

ランナーAは機体外装の赤色のパーツ。明るめで朱色に近い成形色です。

ランナーBも赤色の成形色。トリニティライガーの特徴的なタテガミのパーツが目に入ります。

ランナーCはライトグレーの成形色。胴体周りのパーツです。

ランナーDも同じくライトグレーの成形色。

ランナーEは少し暗めのグレーの成形色で、脚周りのパーツです。

ランナーFも、ランナーEと同じ少し暗めのグレーの成形色。こちらは武装周りのパーツが揃っています。

ランナーGは白の成形色。

ランナーHはシルバーの成形色で、脚部のクローなど武装周りのパーツ。

ランナーIはクリアイエローの成形色。両目とタテガミにあるセンサー(?)のパーツです。

ランナーJはスモークグレーの成形色。このようなクリアパーツが多く使われているのもトリニティライガーの特徴です。

ランナーKはクリアグリーンでキャノピーのパーツ。

ランナーPは可動域周りに使用するポリキャップパーツ。

ランナーP1も同じくポリキャップパーツ。

ランナーZは主に関節部分にはめるキャップパーツ。ランナーを見ると『RMZ-001 ブレードライガー』のものを流用しています。

取扱説明書

説明書の表面と裏面。表面には箱絵と機体データ説明、裏面には塗装例とカラーガイドが掲載されています。箱絵に映る遺跡はアーカディア王国のものでしょうか。当時のゲームファンはニヤッとさせられます。

それでは、ここから制作にかかります。

パーツカット

まずは、ランナーからパーツをニッパーでカットします。

使用したのは、ランナーカット用がグッドスマイルカンパニーの『MSS-41 匠TOOLS 極薄刃ニッパー』、ゲート跡カット用がタミヤの『クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー』です。

いつもの手順で、カットしたパーツはポリ袋に成形色別に分けて管理します。

下地塗装

続いて下地塗装として、赤色のパーツ全部にクレオスの『Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト』を吹きました。

その他のパーツは下地なしで直接塗装します。

まとめ

以上で、塗装前の準備完了。次回は塗装に使う塗料を選んでいきます。